転職を決心した理由【前編】
こんにちは、クワトロです。
今回から数回に分けて、私が転職を決心した理由について書き綴ろうと思います。
転職を決心した理由
業界の閉塞感
一番大きな理由は、業界の閉塞感に嫌気が差したからだと思います。
私の所属している業界は、BtoCではなくBtoBのニッチな産業です。
業種は製造業、つまりメーカーですが、商社としての機能も併せ持っています。
いわゆる仲卸業者のような仕事もしています。
ただ、ニッチ過ぎるがゆえに業界全体が、狭く閉鎖的な環境でした。
よく言えば、他業種からの新規参入がほとんどない。
また、転職する人はだいたい業界内での転職が多い。
つまり、転職しても別の会社の看板を背負ってまた同じ代理店に対して営業するなんて日常茶飯事です。
世間が狭すぎる!
代理店営業の営業スタイル
私は、これまで販売代理店に対する代理店営業に従事してきました。
販売代理店って何?って思う方もいらっしゃると思いますので、身近な例を挙げるならば保険代理店などがあります。
平たく言うと、代理店に対して、自社の製品・サービスの売り込みをする仕事です。
ただ、決して嫌なことばかりではなく、それなりにやりがいも感じていました。
私がこれまで代理店営業を通じて感じたやりがい
- 信頼関係を構築できたこと
- 販売をお願いした製品が売れた
- 自社の製品・サービスが採用されたことで、大きな販売実績を残し、エンドユーザーの役に立ち、そして社会に貢献できたこと
やりがいはあったのですが、代理店にお願いをして販売を伸ばす営業スタイルをやめたい!と思いました。
接待が異様に多く、周囲の視線が気になった
この業界は昔ながらのお付き合いが非常に多いです。
休日返上の接待ゴルフ、頻繁に行われる飲み会、代理店とのプライベート上でのお付き合いetc、昭和の日本企業のような業界特有のお付き合いがあります。
私自身は、接待=仕事の延長と思っているので、多少苦痛に感じることはあっても、仕事だと思ってこなしていました。
しかし、身近な友人や家族関係者から、いまどき接待なんてやってるんだ~、と珍しがられたり、接待なんかして売り上げ上がるの?など言われるうちにある疑問が生じました。
「自分の会社の常識は、世間一般の常識とはかけ離れているのでは?」
実際、接待をしても売り上げにはつながりませんし、ただ関係性を維持するだけのツールなので、接待しなくていいならしないに越したことはないと思います。
これは、サラリーマン全般に言えることだと思いますが、会社に長くいればいるほどその会社の常識が、いつしか自分の常識になってしまうことがあると思います。
このまま今の会社で働き続け、会社の色に染まることが怖いと考えるようになりました。
転職活動を決意
入社してから4年間、目の前の自分の仕事でいっぱいいっぱいで、そんなこと一度も考えたことがありませんでした。
そこからは、日々不安や悩みを感じ続けるようになりました。
このまま今の会社で働くのはリスクではないか?、業界を抜け出したほうがいいのではないか?
この続きは後編で語らせていただきます。
weekly-cookingtaro.hatenablog.com
それでは、また。